初春

まだ早いよね、と思いながらも
ぽちぽち紅梅が咲いているお宅を見かけるので
いつもの梅林に行ってみた。
さ・咲いてる!
1ヵ月早いんじゃないか~?
蕾と花のバランスが絶妙な
見ごろ、描きごろ!
こんなに咲いてると思わなかったから
スケッチブックも小さいのしか持ってこなかったYO!

そして今日はほんわかと暖かい。
春のような陽気であった。

梅を描くのは寒さとの戦い。
冷え性の私はカイロを背中に張ったり
足の裏に張ったり
長めのベンチコート風ダウンをしっかり着込んでマフラーぐるぐる
毛糸の帽子、指先の出る毛糸の手袋という
かなり怪しいいでたちで描く。
描いている間は寒さは感じないのだけれど
描き終ると冷え切っていて
熱いココアなどをふうふう飲みたくなる。

と~こ~ろ~が!
今日はぽかぽか陽気。
さすがにあったかパンツははいたけど
薄手のライトダウンジャケットの下は長袖Tシャツ
一応マフラーをしたけど手袋はいらない
帽子も日よけ用の綿のもの。
こんな楽な梅スケッチ、めったにないよね。
ありがたいようなこわいような・・・。

ウメ(梅)

学名:Prunus mume
科名:バラ科サクラ属
開花期:2月~4月
別名: 好文木(コウブンボク)、春告草(ハルツゲグサ)、
    木の花(コノハナ)、初名草(ハツナグサ)
    香散見草(カザミグサ)、風待草(カゼマチグサ)、匂草(ニオイグサ)


梅には500種以上の品種があると言われている。
野梅系、緋梅系、豊後系に大きく3系統に分類できる。
果実を梅干し、梅酒、梅酢、梅醤やジャムなどにして食用とする。
漢方薬の「烏梅(うばい)」は藁や草を燃やす煙で真っ黒にいぶしたウメの実で
健胃、整腸、駆虫、止血、強心作用があるとされるほか
「グラム陽性菌、グラム陰性の腸内細菌、各種真菌に対し
試験管内で顕著な抑制効果あり」との報告がある。
青梅には青酸が含まれているので、食べると死ぬ、という警告が知られている。
ただし、胃酸や胃の消化酵素だけではシアンの生成は起こらず
中毒の危険は、大量の未熟な種子をかみ砕いてその酵素を併せて摂取した
特殊なケース(アンズの種子を大量に食べた事による重症例がある)に限られる。

平安時代の貴族・菅原道真(845~903年)は、朝廷内での公卿・藤原時平(871~909)
との政争に敗れ、遠く九州・筑前国の大宰府へ左遷されることになった。
道真はとりわけ愛でてきたウメの木、サクラの木、マツの木との別れを惜しんだ。
道真を慕う庭木たちのうち、サクラは悲しみに暮れてついには枯れてしまった。
ウメとマツは道真の後を追って空を飛んだ。
しかし、マツは途中で力尽き、摂津国八部郡板宿近くの丘に降り立ち
この地に根をおろした(飛松伝説)。
ウメは一夜のうちに大宰府まで飛んでゆき、その地に降り立ったという。

東風(こち)吹かば にほひをこせよ 梅花(うめのはな) 主なしとて 春な忘るな

花言葉:「高潔」「忠実」「忍耐」

実りある年に・・・

年末にいただいたラ・フランス。
絵になるし美味しいし、最高♪

Yさん、ありがとうございました。

こんな冷える晩はお膝にみつまめ。
おかげでお仕事進まないわ~。
でもかわいいから許す。

今日は入籍したばかりの弟夫妻を中心に家族が集まり
楽しい新年となった。
やっぱり家族が増えるのはうれしいね。
きっと今年もよい年ね。

描き初め

今年の描き初めはなんにしようかな~♪
やっぱりよい香りをさせているこのお花、蝋梅!

透明感のある蝋細工のような花びらは青空が透けて
場所によっては緑がかって見える。
神様は寒さに耐えうるように丈夫な花びらを与えた。
まだまだ冬はこれからなのに
春の香りがあたりにふんわり漂う。
なんだかよい一年になりそうだね。
どうぞよろしく。

ロウバイ(蝋梅)
学名:Chimonanthus praecox
科名:クスノキ目・ロウバイ科・ロウバイ属
開花期:12月~2月
別名:唐梅 黄梅花 南京梅


本草綱目によれば、半透明でにぶいツヤのある花びらがまるで蝋細工のようであり
且つ臘月(ろうげつ、旧暦12月)に咲くからこの名がついた。
その香りは、高貴な香りといわれ
香水などの化粧品や香料などにも用いられている。
その香りの主成分は、
シネオール、ボルネオール、リナロールなどの芳香油で
鎮静作用、精神安定効果、空気清浄などの
アロマセラピーの効果がある。
また、蝋梅には、薬効もあり、
花やつぼみから抽出した生薬「蝋梅油(ろうばいゆ)」は
火傷、解熱、鎮痛、せきを鎮める効果もあるといわれている。
しかし種子などにアルカロイドであるカリカンチンを含み有毒。
中毒すればストリキニーネ様の中毒症状を示す。

花言葉:「先導」「先見」「慈愛」「優しい心」

年賀状

あけましておめでとうございます。
本年もがんばりますので
よろしくお願いいたします。

寒くなったけれど

枯葉の波をかきわけて川原に下りてゆくと
きれいな緑色を保ったクコが赤いしずくのような実をゆらしている。
柳の枯れ木につややかなヒラタケ。
スケッチを始めると寒さは感じない。

みつまめもお外で遊ぶ楽しさに寒さを感じないようで
わたしがプールから帰って寝る用意をしている夜11時ごろ
「にゃ~~!」
と帰ってくる。
泥足を拭いてごはんをあげて一緒に寝るのだけれど
5時には起きて
まだ寒いお外へ走ってゆく。
わたしが起きる頃帰ってきて2度寝。
昼間はほとんどお外で遊んでる。

あんなに好きだったねこじゃらしもふわふわボールも
今では全く興味ないみたい。
すっかり大人の猫になりましたな。

ヒラタケ(平茸)
学名:Pleurotus ostreatus
科名:ヒラタケ科ヒラタケ属
季節:ほぼ一年中見ることができる 。
別名:カンタケ カタハ、カタヒラ、ワカエ、信州シメジ、プルロット
環境:広葉樹の枯れ木の上に折り重なるようにして発生。


ヒラタケのカサは大きいもので20cmほど。
色は明るい褐色をしており、形は幼いころは饅頭型、成長するにつれてカサが開き
貝殻型や漏斗型に変化していく。
ほとんど季節を問わず、ほぼ一年中発生するキノコで
しかも身近な場所にも発生しやすい環境適当能力が高いキノコである事から
見かける機会がかなり多いキノコ。
毒キノコのツキヨダケに似ている為、野生のものを食べる場合は注意が必要。
ツキヨダケの基部の肉には黒いシミがあるのでそこで見分ける。

まめまめまめ・・・

大好きなトキリマメ。
赤い鞘とつやつやした黒いお豆がなんとも可愛い。

片付け物をしたり年賀状の準備をしたり
なんとなく忙しい年末。
中央郵便局は土曜日も開いているので
ちょっと離れたところにあるけれどいってこよう。
車・・・と一瞬おもったけれど
冷たい空気にからりと晴れた今日のようなお天気は
なかなかの自転車日和。
きもちよく漕ぎだした。
結果、自転車で正解!
街中はやたらと車が多いし
中央郵便局は駐車待ちの車がたくさん!
みなさんそれぞれにお忙しいようす。
気をつけてすごしましょ!

わたくしはこれから楽しい忘年会♪

…年賀状はまだかかりそう…

トキリマメ(吐切豆)
学名:Rhynchosia acuminatifolia
科名:マメ科タンキリマメ属
開花期:7~9月 果実は秋。
別名:オオバタンキリマメ
分布:関東地方以西から沖縄にかけての山野


大抵の植物図鑑をひくとタンキリマメとは「痰切豆」の意味であるとされ、
この豆や葉を煎じて飲むと「痰が切れる」のでタンキリマメと呼ばれる、と説明されている。
しかし実際には薬用としてはほとんど用いられないようで
現在の薬用植物の図鑑では、民間薬として掲載されていることがあるぐらいで
あまり掲載されていない。
本種の効能は江戸時代からあやふやなようである。

小春日和


ほわんと暖かい。
こんな絶好のスケッチ日和はこの時期そうそうない。
そういえばそろそろクコの実が色づくころ。

・・・ほうらね。

ほとんど葉っぱにうずもれているので
ちょきちょき邪魔な枝やら枯れ草を切ってしまう。
すると赤い豆電球のようなかわいらしい実があらわれる。
そうか、今日はクリスマス・イヴだった。
可愛いランプでメリークリスマス!

今年最後のイベント、渋谷文化村のMicaKatolaが終わり
慌しかった1年も残りわずか。
11月の個展のあともバタバタしていて
気持ち的には腑抜け状態で
いろんな後回しにしてきたことが
文字通り机の上に山積みだったのだけれど
やっと山がなくなってきた。
もうひとがんばりして年賀状と大掃除をすませて
年末年始はゆっくり作品作りをしたいなぁ。

クコ(枸杞)
学名:Lycium chinense
科名:ナス科
開花期:7~9月頃 果実は秋。
原産地:中国
和名:枸杞/生薬名:地骨皮(じこつび)/枸杞子(くこし)/

日本全土の原野、川畔、路傍などの比較的明るい場所に群生。
クコの実の原産は中国・東アジアであると言われ、
中国では3000年以上も昔から漢方薬や民間薬として珍重されてきた歴史ある薬用果実。
世界三大美女と言われる楊貴妃も、
その美しさを保つために一日3粒のクコの実を欠かさなかったというエピソードがある。
日本に伝来したのは平安時代と言われており、
文徳天皇はクコの実の栽培専用の庭園を持っていたと言われている。
健康オタクと言われている徳川家康もクコの実を愛用していた事が知られている。

・・・というので一粒食べてみた。・・・甘苦い・・・ペッペッ。
干したらおいしいのかな?

花言葉「お互いに忘れよう」

寒くなる・・・かな?


寒くなると天気予報が脅すものだから
この冬はじめての冬のコートにマフラーも巻いて出かけた。
言われたほど寒くはなかったような・・・
これからかな?
スケッチは先日お花屋さんで見つけた
房総の春、ポピー。
つぼみの動きとお花のやわらかさのギャップが好きで
毎年見つけると買ってしまう。

今年最後のお教室を終え、渋谷の文化村へ。
渋谷はすっかりクリスマス。
きらっきら!
到着したらちょうど、前回来てくださった方が
お友達をつれてきて下さってた。
気に入ってくださってたようでとってもうれしい~。
紫色のきのこワンピースがとってもお似合い。

ひなげし(雛罌粟)
学名:Papaver-rhoeas
科名:ケシ科
開花期:5月~6月
別名:虞美人草・グビジンソウ・ポピー・シャーレイポピー

グビジンソウ(虞美人草)名は、中国の伝説に由来している。
秦末の武将・項羽には虞と言う愛人がいた。
項羽が劉邦に敗れて垓下に追い詰められた時に
死を覚悟した項羽が詠った垓下の歌に合わせて舞った後、自刃した。
彼女を葬った墓に翌夏赤くこの花が咲いたという伝説から、こう呼ばれる。

花言葉:「慰め」「いたわり」「陽気で優しい」「思いやり」

はじまりました


今年の春に落ち椿を描いた場所に行ってみた。
先週まではまだひとつも開いていなかったのに
見事に咲き出した。
今年はいろいろ早いみたいだ。
時間がなかったのでちょきんと一枝いただいて
教室でみんなで描いた。

ワビスケの一種みたいで小ぶりの愛らしいお花。

今日から渋谷文化村でのウインタークラフトコレクションが始まった。
写真は昨日の搬入のようす。

はーい、カトラさん、元気です!


連日10:00~19:30まで。
最終日は19日(土)18:00までです。
服の方は新作がないのですが、
こそっとクリスマスっぽい水彩画を紛れ込ませております。
お時間ありましたら見にいらして下さいね~!

太郎冠者(タロウカジャ)
学名:Camellia wabisuke cv. Taroukaja
科名:ツバキ科ツバキ属
開花期:12~4月
別名:「有楽椿(ウラクツバキ)」
原産地:日本。

織田信長の弟で茶人でもあった織田有楽斎長益が、茶の湯の席に好んで用いたと伝えられている。
室町時代のころに中国から持ち込まれた椿(ツバキ)の原種である西南山茶(ピタールツバキ)と
日本の藪椿(ヤブツバキ)との交配ではないかと推定されているそうだ

花言葉:「控えめ」「簡素」「静かなおもむき」

冬のいちご


いろんな野いちごがなる5~6月は
その頃きれいな植物が多くていちごまで手が回らず
好きなのに意外と描いていない。
これは冬いちご。
半透明の美しい実は瑞々しく
なかなか美味しい。
この時期だと虫もついていなくてよいね!

二日間ゆっくりしたおかげで
頭痛はすっかりとれてすっきり。
週末はいろいろ行きたいところがあったし
もういちど冬いちごも見に行きたかった。
とても残念だったけれど
まあ、仕方ないか。

行きたいところ、といえば!

来週16日(水)~19日(土)、渋谷東急文化村のウインタークラフトコレクション
MicaKatolaは参加することとなりました~!
これはね~、楽しいんだ!
出ている作家さんみなさん素晴らしく
手作り1点ものの素敵な作品はついついみんな欲しくなってしまう。
ちょうどクリスマス前だし、
ぜひ大切な方へのプレゼントを探しに来て下さい。
もちろんMicaKatolaもよろしくね!

フユイチゴ(冬苺)
学名:Rubus buergeri
科名:バラ科キイチゴ属
開花期:9月から10月、実は11月から1月のころに熟す。
別名:「カンイチゴ」
分布:中国中南部・台湾・朝鮮半島南部と日本の九州・四国・関東以西の本州。

森林の下生えに出る。林縁の道路ぞいなどに出現することも多い。
山形県で危急種(絶滅危惧種Ⅱ類・VU)に指定されている。

花言葉:「未来の予感」「尊重と愛情」「誘惑」