森のようす


今日は雨予報だったのだけれど
甥っ子の運動会は決行!
甥っ子の出る徒競走のころ小雨がぱらつき(2位!)
その後は微妙に降ったりやんだり。
わたしはとりあえずかけっこだけ見て
しあさってのワークショップの下見にいってきた。
あれだけたくさんでてたきのこがあっという間に消えていた。
この紫色の可憐なきのこもこの前まであったんだよ!
ウラムラサキだとおもうんだけれど、どうでしょ?

で、いま何が咲いているかというと
ちょっと端境期かな~という印象。
ノアザミがきれいなのと
ススキがまだ若くてきれい。
あとは野菊の仲間がいろいろ咲いていたり
アキノタムラソウの群生がある。
よく探すと野葡萄、吾亦紅もある。
クサギの実もなっていた。
ヤブミョウガの実もよくなっている。
まだ蚊がいることと
ジョロウグモが巨大になっていてあちこちに巣を張っているのに気をつけないと。
今日は会わなかったけれどスズメバチもいるので注意。
小鳥がいっぱいいるのは楽しいとおもわれる。

森の雰囲気を楽しんで描いていただけたら。
お天気がよいといいのだけれど・・・

下見を終えて家についとたん
ざっと大雨!
運動会はぎりぎりでぜんぶこなしたそうで・・・

今日明日の雨でかわいいきのこもでるとよいね。

ウラムラサキ

学名:Amanita muscaria
科名ヒドナンギウム科 キツネタケ属
季節:夏~秋
環境:各種の広葉樹やアカマツなどの林内地上、庭先、道端などに発生。
分布:北半球の温帯から北の地域で、海外でもしばしば姿を見る事がある。

樹木の根に菌根と呼ばれる組織を作る場合もあるが、菌根を作らなくても生活できるといわれている。
一応食用は可能だが小さくて肉もあまりないのでキノコ狩りの対象とはなりにくい。

偶然の出会い


先週、長距離バスでことことゆられながら
久しぶりに遠出した。
夜明けごろは小雨が降っていたので
ほんとにギリギリまで悩んだんだけど
ここを逃すとしばらく遠出は無理。
初日は雨っぽいくもりだったのだけれど
雨の予報に反し翌日まさかの快晴ー!

ぱああん!

こんな素敵なベニテングタケがでておりました。

ところがまた夜に入って雨が降り出し
翌朝はまだときおりぱらつく状態。
白いぽちぽちが雨で流されてしまっていないか心配したけれど
木陰だったので無事!美しく開いていた。

画面がぽちぽちとしていて湿っぽいのは雨のせい。
このほうがよかったりして。
雨の一筆があると雰囲気がでるなあ。
1枚目は張り切りすぎだよね。
まだまだ未熟、と反省したりして。

画面が乾かないので道具も画用紙も広げたまま
次のターゲットを物色していたら
車がベニテンの近くに停まったのが見えた。
数人の人たちがおりて可愛いベニテンちゃんを見ている。
ああ、あんな汚い道具出しっぱなしにして申し訳ない・・
と思いつつも戻って片付ける勇気もなく
こっそり去るのを待つ。

次のターゲットははやくも紅葉していたヤマハゼ。
こんどはときおり日が射すかんじのお天気で発色よく描くことができた。
ほぼ描き終わったころ
先ほどの車の人たち+たくさんの人たちがわらわらと山から出てきた。
もれ聞こえる会話からきのこを採りに来た方たちだとわかる。
ほんとに私の悪いところだと思うのだけれど
絵を描いているときは
「話しかけないでオーラ」
を全開にする。
私は植物の一部、なんならどこにでもあるようなじみ~なきのこなんで
ほっといてください・・・・

それでも屈託なく話しかけてくださる方がいる。
「学生さんですか?本職?」

こんな老けた学生はいなかろうけど・・・

絵を描いてるときはかなり内側にこもってしまう。
向こうは団体だしなんかすっかり気後れしてしまって
無愛想な対応をしてしまった。

ところがなんとその団体の中に
フェイスブックでお友達、
いちどお会いしてみたい方リストに入っていたIさんがいたのだった。

翌日パソコンでFBを開いていたら
見たことのあるベニテングタケと私の飲みかけていたペットボトルの写真がアップされていた。
おどろいた~!
ほんとにちゃんとお話しするんだった~。
これからはちゃんとモード変換できるよう、がんばります!

ベニテングタケ(紅天狗茸)

学名:Amanita muscaria
科名:ハラタケ目テングタケ科テングタケ属
季節:夏~秋
環境:主にシラカバなどのカバノキ属の木の地上に発生。

ベニテングタケは見た目では童話に出てくるような可愛らしい印象を受けるが
強い毒性を持った毒キノコ。
カサの大きさは成長すると直径10~20cmと大型で
幼菌の時は白いイボで覆われており、成長過程で地の色である赤が出てきて半円球型となり
そこから時間が経つにつれて徐々にカサが開いて平らになっていく。
食べるとおう吐、下痢などの消化器系の中毒症状や筋肉の痙攣、
一時的な精神の錯乱などが起こるとされている。
また、昔はその強い毒性を活かし、ハエの捕殺にも使用されたそう。

ライバル不在?


近所の森のアカヤマドリタケ。
ハシリのころ描きごろのを採られてしまって
悔しい思いをしたけれど
ライバルは遠征でもしてるのかな?
いっぱい残ってた。

また開いたころ行こうと思っていたのに
なんだか忙しかったりお天気が悪かったりで逃してしまった。
きのこの神様は許してくださるだろうか・・・

アカヤマドリ

学名:Leccinum extremiorientale
科名:ヤマイグチ科
季節:夏~秋
環境:ブナ科の広葉樹と針葉樹の混生林や雑木林に発生。

とても大きく成長するキノコで、カサの直径は30cmほどになるものも。
カサの色は黄褐色~橙褐色。
幼菌時はボソボソしたデコボコの表面をしており
成長すると全体にひび割れが出てくる。
ひび割れの部分からはアカヤマドリの淡い黄白色をした肉が見える。

パスタに混ぜたり、リゾットに入れたりすると美味しく食べる事ができる。
しかし、虫がつきやすいキノコなのでその点には注意が必要。

ライバル出現!


蓮が咲き、山百合が咲くころ
森のきのこもたくさん顔をだす。
毎年楽しみにしている
とっても目立つ鮮やかな黄色のおおきなきのこ
アカヤマドリタケ。


これはまだ傘がひらくまえ。
マイクのようなかわいいお姿。
手前のぽちぽちのきのこちゃんは
イボテングタケとおもわれる。

ひらいたころに、また描こうと
数日後にやってきたら見事に美しく開いていた。
なかなかこんなきれいなのにはお目にかかれない。
こちらのヤマドリタケモドキでウォーミングアップしてから描こう。

これもずんぐりとしたボディーがかわいいきのこ。
和製ポルチーニ。
ちびっ子のフォルムのキュートなこと!

さて本丸、アカヤマさんにいこうかと思ったら
あら・・・?ない・・・?

その近くにあったアカヤマドリも老菌1個をのこして
すべて持ち去られていたのだった。

油断した~~~
そういえば去年からアカヤマドリが出たのを確認して
育つのを待って描こうとするといなくなってたんだった。
きっと熱烈なファンがいるにちがいない。

けどね、1本あればけっこうな量をたべられる大きなきのこなので
お願いしたらあの美菌の1本くらいは残してもらえたかもね。
返す返すも残念無念。

ちなみに翌週はこの子達も連れ去られたもよう。
おいしかったかな?

アカヤマドリ

学名:Leccinum extremiorientale
科名:ヤマイグチ科
季節:夏~秋
環境:ブナ科の広葉樹と針葉樹の混生林や雑木林に発生。

とても大きく成長するキノコで、カサの直径は30cmほどになるものも。
カサの色は黄褐色~橙褐色。
幼菌時はボソボソしたデコボコの表面をしており
成長すると全体にひび割れが出てくる。
ひび割れの部分からはアカヤマドリの淡い黄白色をした肉が見える。

パスタに混ぜたり、リゾットに入れたりすると美味しく食べる事ができる。
しかし、虫がつきやすいキノコなのでその点には注意が必要。

ヤマドリタケモドキ

学名:Boletus reticulatus
科名:イグチ科
季節:夏~秋
環境:ブナ科の広葉樹の林の中やマツなどの針葉樹との混生林の地上に発生。

カサの直径が10cm以上にもなる大きめのキノコで
表面の色は幼菌時は暗めの褐色をしており
成長すると黄褐色またはややオリーブ色を帯びた褐色。
カサの形は幼い時は半球形で成長するとやや丸みを保ったまま平らに開いていく。
また、大変、肉厚のキノコで湿気が多い場所では表面にヌメリが出ます。

乾燥したものは風味が強くて味わい深く、パスタなどに混ぜると美味しく食べる事ができる。
また、ヤマドリタケモドキは西洋料理で調理されている
「ポルチーニ」と呼ばれる高級キノコによく似た種である為
日本のレストランでも高く評価されている。

 

ひかるきのこ


熊楠記念館のある小高い丘にたくさん咲いていた南国調のお花。
なんだっけ??
たくさん咲いてはいたのだけれど
ほわほわとした白い虫にいっぱいにたかられていて
一瞬こういう茎なのかと思うような様子なのがほとんど。
きれいなのを見つけてちょこっとスケッチ。

今回の旅の目的は
シイノトモシビタケという光るきのこを見ること。
地元の博物館の方がご案内下さるということで
夕方に子供も含めてたくさんの人々があつまった。
きのこ好きだけではなく
カメラが趣味の方も多かったようだ。

光るきのこといえば
ツキヨタケは何度か見たことがあったのだけれど
言われてみればほんのり明るい・・・?くらいの光り方。
シイノトモシビタケはもっと光るという。
日が沈む直前、湿気でむっとする森に入っていった。

教えてもらったきのこは
名前のとおり椎の倒木にひょろりと生えていた。
艶のないクヌギタケ、と言った風情の
インパクトのない地味なきのこだ。

ところが日が落ちてあたりが暗くなると
ほわんと光りだした。
この世のものとは思えない
作り物のような
ちいさなランプのような
神秘の光。
妖精がまわりで踊っていそうである。

正確に言うと昼間も光っているのだけれど
周りが明るすぎて光って見えない、ということらしい。
蛍と同じ成分で光っているらしいのだけれど
何のためなのかは謎。

それにしても
期待以上の光り方!
真っ暗になるにつれ
光をたどってきのこを探せるくらい目立つようになっていった。
大げさではなくあかりとして使えそうな明るさ。
手をかざすと反射して手もほんのり明るくみえる。

けれどほの白い神秘的な光は
カメラを通すととなぜか黄緑色の蛍光色のように写ってしまう。
スマホのカメラには全く写らない。

光ってない時の姿はこんな。

光った姿の写真は
画材を含めた荷物があまりに重たく
カメラまで持って帰れず
車で帰ってくる人の車に預けてきてしまったので
今手元にない。
Oセンセイ、まだ帰ってこないな~。
たぶんうまく撮れてたと思うので
しばしおまちくださいませ。

ゲットウ(月桃)

学名:Alpinia zerumbet
科名:ショウガ科ハナミョウガ属(アルピニア属)
開花時期:5月-6月
分布:熱帯から亜熱帯アジアに分布し、日本では沖縄県から九州南部に分布。

葉から取った油が甘い香を放つので、アロマオイルや香料として使用する。
虫よけの効果もある。
種子は乾燥させ、主に健胃、整腸の効果を持つ薬として使用。
または茶として飲用する。
名前は台湾での現地名で、漢名の月桃の読みから。
また、花のつぼみが桃のような形をしていることから「月桃」と名づけられた。
荷をくくるのに使うことから大東島や八丈島ではソウカ、小笠原ではハナソウカとも呼ばれる。

花言葉:爽やかな愛

シイノトモシビタケ(椎の灯火茸)

学名:Mycena lux-coeli
科名:ハラタケ目ラッシタケ科クヌギタケ属
環境:スダジイの朽ちた幹に発生することが多いが、奄美大島から移植されたシマサルスベリの幹に発生した例もある
分布:1950年に伊豆諸島の八丈島で羽根田弥太により発見され、E・J・H・コーナーにより新種記載された。
ながらく八丈島の特産種と考えられていたが
 2004年現在では、三宅島・三重・和歌山・兵庫・大分・宮崎・鹿児島(奄美大島・屋久島・徳之島)
 ・大分および沖縄の各県からも記録がある。
 2015年4月末日の時点では日本特産種であるとされ、日本以外の国からは発見例がない。

5月もおわり

このスケッチ描いてからもう1ヵ月ちかくたとうとしている。
明日から6月!
早いなあ。

ばたばたしてる間に撮影やなんかが追いつかず
桜のスケッチもそういえばろくにアップしてない。

これはアミガサタケ。
フランスなどではモリーユと呼ばれるおいしいきのこである。
軽井沢にいったときがちょうど時期だったようで
たくさん出ていた。
これはすみれに囲まれて生えていてなかなかフォトジェニック。
くにゅっとまがってるとこなんか
いかにもこのきのこっぽい。
ちいさな可愛い野の花がいっぱい咲いていて
あれもこれも描きたかったけれど
なかなか思うようにはいかないのがこの世の習い。
この可愛いきのこたちが描けたということで
よしとしましょ。

今日は柏のNHK文化センターのお教室。
「野の花を描く」
ということでみなさんに描きたい花をもってきていただいているのだけれど
いよいよ紫陽花、ドクダミ、ホタルブクロなど
梅雨の時期のお花が本格的に咲き始めたもよう。
うちも山あじさいと露草が今とてもきれいで
梅雨をじっと待っている。

アミガサタケ

学名Morchella esculenta
科名:アミガサタケ科
季節:春
分布:北半球の温帯以北に広くみられ、日本にも全土に産する。
環境:林内の地上に発生。主にサクラ、モミ、トウヒなどの木の傍らに群生する。
別名:モリーユ、モレル

周囲の条件によって、随意に腐生菌としてふるまうことも菌根を形成することもあり
菌根についても外生菌根を作る場合と内生菌根となる場合とがある。
優秀な食用キノコの一つであるが、子実体には微量のヒドラジンを含むため
生食することは避けるべきであるとされる。
フランスやイタリアなどのヨーロッパの国々では食用キノコとして親しまれ、
乾燥品やペースト状のものが販売されている。

寒くなったけれど

枯葉の波をかきわけて川原に下りてゆくと
きれいな緑色を保ったクコが赤いしずくのような実をゆらしている。
柳の枯れ木につややかなヒラタケ。
スケッチを始めると寒さは感じない。

みつまめもお外で遊ぶ楽しさに寒さを感じないようで
わたしがプールから帰って寝る用意をしている夜11時ごろ
「にゃ~~!」
と帰ってくる。
泥足を拭いてごはんをあげて一緒に寝るのだけれど
5時には起きて
まだ寒いお外へ走ってゆく。
わたしが起きる頃帰ってきて2度寝。
昼間はほとんどお外で遊んでる。

あんなに好きだったねこじゃらしもふわふわボールも
今では全く興味ないみたい。
すっかり大人の猫になりましたな。

ヒラタケ(平茸)
学名:Pleurotus ostreatus
科名:ヒラタケ科ヒラタケ属
季節:ほぼ一年中見ることができる 。
別名:カンタケ カタハ、カタヒラ、ワカエ、信州シメジ、プルロット
環境:広葉樹の枯れ木の上に折り重なるようにして発生。


ヒラタケのカサは大きいもので20cmほど。
色は明るい褐色をしており、形は幼いころは饅頭型、成長するにつれてカサが開き
貝殻型や漏斗型に変化していく。
ほとんど季節を問わず、ほぼ一年中発生するキノコで
しかも身近な場所にも発生しやすい環境適当能力が高いキノコである事から
見かける機会がかなり多いキノコ。
毒キノコのツキヨダケに似ている為、野生のものを食べる場合は注意が必要。
ツキヨダケの基部の肉には黒いシミがあるのでそこで見分ける。

きのこ狩り~♪


11月の14日~15日、念願のナメコ狩りに行ってきた。
今年はあきらめかけてたんだよね~。
お天気はイマイチぱっとしなかったけれど
きのこ的にはよいかんじの湿った空気。
小学2年生になる甥っ子のBくんも連れて新潟へ。

虫や小動物が大好きなBくんはかなり楽しかったもよう。
いろいろなものを見つけてた。

わたしは久しぶりのスケッチ。
せっかく可愛いナメコがあったのに
うまく手が動かない。

2枚目のヒラタケはなんとか描けたかな。
これはとても立派な美しい株だった。

ロッヂではみんなできのこ料理。
きのこすき焼き、きのこ汁、なめこのハーフ丼、きのこ入りさんまごはん等々・・・

しっかりトランプを持ってきていたBくん。
大人を巻き込んで遊んだよ。

みんなは月曜までいるというので
一足早く帰ってきた。
新幹線でアマガエルやらトビナナフシやら
カマキリの卵やら大きな蛾クスサンの蛹やら
ごっそり持ってかえってきた。

しかーし!夜中にみつまめの魔の手にかかったやつが何匹か・・・
ちゃんとケースに入れておいても
彼にはあまり効果がないようで・・・
かわいそうなことをしてしまった。
蛾が羽化したら大変だ~!

ナメコ (滑子)
学名:Pholiota microspora (Berk.) Sacc
科名:モエギタケ科スギタケ属
発生時期:10月中旬~11月中旬
分布:日本、台湾など
地方名:ヌイド、ナメラッコ

ブナやナラなどの枯れ木や切り株などに群生する。
湿時はおびただしいゼラチン質の粘性物質のムチンが分泌しており
ナメタケ、ヌメリタケと呼ぶ地域もある。
茶褐色の傘と白色又は茶色の茎、ゼラチン質で茶色のひだをもつ。

ヒラタケ(平茸)
学名:Pleurotus ostreatus
科名:ヒラタケ科ヒラタケ属
発生時期:晩秋から春
別名:カンタケ。

ブナ、ミズナラなどの広葉樹の倒木、枯れ木の幹などに多数重なり合って株状に発生する。
傘は、径5 – 15cmの半円形。中央が窪んでじょうご型になるものもある。
色は黒色→灰色→褐色→白色と変化。
表面は平滑でぬめりはない。襞は白色で柄に垂生する。
柄は側生、偏心生、中心生。短く、無柄の場合もある。
基部には白毛が密生する。
晩秋から春の寒い季節に生え、特に低温に強く
菌糸はマイナス20℃でも耐えられるという。
真冬の雪の積もった枯れ幹にも群生する。
優秀な食菌で広く栽培され「しめじ」の名で売られている。
しかし、天然と栽培物では大きさや形が格段に違う。

連休はおわり。


連休中にしあげたいものがいくつかあって
お墓参りとプール以外お出かけしなかったわたくし。
予定通り、とはいかなかったけれど
そこそこすすんだ。
そのぶん、スケッチができずにいて
なんとなく消化不良。
うちの近くにはこのムラサキヤマドリはじめ
素敵なきのこがいっぱい出る森があって
ほんと、残念だったなあ。
時間短めスケッチ。

いつも通っているプールは祝日は開放日となり
平日の夜のコースに所属しているわたしも
10時から夕方5時までいつでも行ける。
一日じっと描いていると肩がこるし
かなり運動不足となるので
なるたけ行くようにしている
「ここまで終わったらいこう!4時目標!」
おおよそざっくりと予定を立てて描いているつもりが
おおよそざっくりの範疇にも入らない時間になる。
時間の感覚がなくなるので
気がつくと夕方だったりする。
なのに半分も終わっていなかったりする。
それで4時目標のはずが4時半、下手すると4時45分となる。
10分でも泳げたらすっきりするのでギリギリでもゆくんである。
それにしてもこの終わり間際の時間はすいててなかなかよい。
泳ぎ終わってみまわすとなぜか夜コースのメンバーが多い。
まだ明るいのについつい「こんばんは~」と挨拶してしまうのであった。

ムラサキヤマドリタケ

学名:Boletus violaceofuscus
科名:イグチ科 ヤマドリタケ属
季節:夏~秋
環境:アカマツの混ざったブナ科の樹林内地上に発生。

カサ表面の色は名前の通り紫色だがクリーム色が混じるものや全体的にクリーム色のものも稀に出る。
また、湿気が多い環境においては表面にヌメリが見られ、
基本的には平滑だがしばしば不規則にボコボコした形状になったものも見られる。
白っぽい色の隆起した網目模様がツカ全体を覆っている。
肉の色は白色で、しっかりとした肉質で味や風味が良い事から
食用キノコとして知られている。

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秋のような日


今日は1日中雨降り。
しかももうすっかり秋がきたかのような気温。
さぞやきのこたちも喜んでいることでしょう。

先日のきのこ散策中、ひときわ目立ってたおおきなきのこ。
ザラエノハラタケ。
背丈は先日のマントカラカサタケの半分ほどなのだけれど
どっしりと円周が大きい。
名前の由来?
そのざらざらした柄もしっかりしている。

あっというまに咲きそろってしまった彼岸花を
なんとかとらえようと絵筆をにぎる。
毎年のことなのに捕まえられなくて
あたふたしているうちに
夢のように消えてしまう。

今日は先代猫、あんみつさんの命日。
去年は亡くなってからしばらくしてから咲き出したのだから
やっぱり今年の彼岸花は気が早い。

ザラエノハラタケ(粗柄原茸)

学名:Agaricus subrutilescens
科名:ハラタケ科 ハラタケ属
季節:夏~秋
環境:各種林内の腐葉土の上に発生。

有毒。以前は可食とされることもあったが、胃腸系の軽い中毒を起こすことがあるのが知られている。
カサは直径が7~20cm、色は白色から淡い桃色で、中央部を中心に褐色の鱗片が見られ、
フチに近づくほどこの鱗片の密集度は低くなっている。
ツカは白色で、中身は中空。太さは上から下まで殆ど同じですが基部が膨らんでいる。
また、ツカの上部には薄いツバがついており、ツバから上と下ではツカの表面が異なり、
ツバよりも下の部分はササクレが見られる。

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