ヒットマン

まだ青いどんぐりさん。
シラカシの実らしい。
ちっちゃめでかわいい♪


今日もよいお天気。
午前中だけスケッチするはずが
午後までお外にいてしまった。
これだもの、そばかすだらけになるわね~。><

ところでカラスってほんとにあたまがよい。
あいつらはふざけるし、遊びを知っている。
自転車で桜並木を通り抜けたとき
ベチャ!
っておとしもの・・・
幸い自転車をこぎおろしたタイミングがよくて直撃は避けられたけれど
反対の脚にすこししぶきがかかってしまった。
あれは絶対ねらっておとしたのだ。
カラスはよくそういうことをする。
道を歩いていて見てしまったのだ。
電線にとまったカラスがじっと下を見ていて
ちょうど通りかかった男の人におみまいするところを。
それは気の毒なことに見事にヒット・・・。
こんなことはカラスしかしないんじゃないかなぁ。
あと風が強い日に見かける風景。
風に向かって立ち、ひゅうと吹いたら翼をひろげて風に乗る。
きりきり舞いをしてしばらく風と戯れる。
それを仲間とみんなでやっているのだ。
あれは絶対遊びだ。
あれを見ると一緒にやってみたくてたまらなくなる。
ああ、翼があったなら!

秋満喫

ぶどうの次は栗♪
おいしいよね!!


今日は甥っ子Bくんのお芋掘り遠足!

前日からママはお仕事で出張。
ゆうべからBくんを預かっていて
早起きしておべんとう、水筒の準備をして
保育園まで送っていかなくてはならない。
ママがほとんど準備してくれていて持ち物チェック表まで作ってくれていた。
ひらがなが読めるようになってきたBくんも一緒にチェック。
ママがよく忘れ物をするのでBくんも真剣。
出がけに、「あ!白靴下!」と言い出した。
そういえばしおりには白靴下、と書いてあったけれど
ママが用意したのはキャラクターのついた紺色の靴下。
もう靴下を探している時間がない。
ばあばが「紺でもいい、ってここにかいてあるよ」とごまかした。
家を出てからBくんは「ばあば、どうしてわからないのかなぁ」・・・
ちゃんとごまかされたことがわかってるんである。
保育園についてはっと気がついた。
靴下騒ぎでうっかり水筒を玄関においてきてしまった!!
・・・あ~あ、やっぱり忘れ物しちゃったね。
とりあえずペットボトルを持たせた。

ママもばあばもミカ伯母ちゃんもだめだなぁ~。
最近うちでいちばんしっかりしてきたBくん。
来年からは全部自分で準備する!っていいだすかも。
そしてそのほうがいいかも。

今日はぴっかぴかのよいお天気でお芋掘りびよりだったね。
わたしはスケッチに行ったり自転車で遠出したり
秋の一日を満喫!
ずっとこんな気候だったらいいのにね。

こんな日もあるさ

ご自宅になったぶどうをモチーフに、と持ってきてくださった。
薫り高いおいしいぶどうだった。


今日は何を作ってもうまくいかない。
手作りマヨネーズを作ろうと卵黄を泡立てたのだけれど
うまくとろんとしてくれない。
何か順序をまちがったらしい。

大きなカボチャがあったので
かぼちゃのプディングを作ろうと
時間も手間隙もかけて蒸して裏ごし。
いろいろ混ぜてやっと仕上げの蒸すところまでいって
・・・蒸しすぎた・・・
ちょっと目をはなしたすきに
こんもり盛り上がって焼き菓子のようになってしまっていた。
まだ味見はしていないけれど
きっと舌触りが悪いだろうな。

こんな日はもう寝ちゃおう。
読みたい本もあるけれど
もう寝ちゃおう。

こわいけれど

冬が近づくと水鳥が増える。
もっともここ、花野井の水辺の公園には1年中いるらしいのだけれど。


お外でスケッチをしていて怖いなあと思うのはスズメバチ。
刺されたことはないのだけれど、あの重低音の羽音がこわい。
なにもしなければ刺されないとはおもうのだけれど
偵察するように周りを飛ばれることがあるのでそのたびに身をすくめてしまう。

先日、図書館で百田尚樹さんの「風の中のマリア」を借りてきてあったのを
夕食後に読み始めたらあんまり面白くって一気に読んでしまった。
主人公のマリアはなんとオオスズメバチ。
ワーカーとよばれる働きバチである。
オオスズメバチの独特の生態がわかりやすく頭に入ってくる。
彼らの一生は女王にしてもワーカーにしてもオスにしてもすごく厳しい。
気分はすっかりオオスズメバチ。

そういえば何年か前、自転車で林の中の道を通り抜けようとしたら
大量のスズメバチたちが組んずほぐれつの大騒ぎをしていて
通れなかったことがあった。
あれはきっと女王の巣立ちの日だったんだ。
巣立ちの日には別の巣からきたオスたちが待ち構えている。
ところが女王と交尾しようと近づくオスをワーカーが攻撃するのだそうだ。
ワーカーの攻撃をくぐりぬけたつよいオスだけが子孫を残すことができる。
だからあんなふうに喧嘩してるように見えたんだね。

すこしスズメバチにも親しみが。
・・・とはいえこわいことには変わりないんだけど。

いろいろと悲しかった日

ちょっと前に行った川辺のスケッチ。
たまには風景も描かなくっちゃね。


明日は月に一度の絵手紙の日。
金銀のハガキに秋のモチーフを!

昨日、小川荒野先生の個展で先生がシャンソンを唄う、というので
川越まで自転車で行こうと元気に出発したのはよかったのだけれど
ものすごい風!!!
利根運河の土手に向かい風の中ようようついたのだけれど
土手の上は横風がものすごくてとても自転車での走行はムリ!
それでも自転車を押しつつ江戸川に着いた。
ここからすこし向かい風の中江戸川の土手を走り、
横風の橋を渡らなくてはならない。
ここまで10分で来れる道のりに40分はかかっている。
風はますます強く、シャンソンの時間には到底間に合わない。
すごく残念だったけれどまた来月に吉川でも唄う予定があるようなので
今回は断念して戻った。

帰りに烏瓜のなるスポットによって絵手紙用にゲット。
強い風のせいか、葉っぱは渇き気味だったけれど手の届くところにあり
採るための道具をなんにも持ってなかったけれど採れた。

そして今日、そろそろ実が色づくはずの野葡萄の場所に行ってみた。
3週間ほど前にみて、実がたくさんなり始めていることは確認してあった。
・・・ところが、なんだか様子が変。
あんなにたくさんの緑で覆われていたフェンスが茶色いのである。
近くによって愕然。
茶色く枯れた蔓がわずかにのこっているだけ。
除草剤か~!
ここには毎年野葡萄やヘクソカズラやヒヨドリジョウゴやイヌホオズキ・・・
ほんとにいろんな実がなっていたのに。
これまで除草剤なんて撒かれたことはなかったとおもう。
かなりショック・・・
来年からここにはあのかわいい蔓草たちは生えてこないんだろうか?
除草剤に負けずに復活してほしいと切に願う。。。

ところで子猫は昨日の夕方猫缶を食べた後、どこかに去ってしまった。
お母さんや兄弟を探しに行ったのだろうか、
夕べは寒かったんじゃないだろうか、
いろいろ考えると切ない。
心優しいだれかに拾われていることを祈るのみ・・・

風に乗ってとどく声・・・

描いているときは何のお花かわからなかったけれど
調べたらメハジキ、というらしい。


今朝から家の周りでなんだかにゃあにゃあと甲高い声がする。
いや~な予感・・・
聞こえない、見えない、なんにもいない!
・・・と思ってもやっぱりいるんだ~・・・

ちいさな三毛猫。
三毛だからメスだろうな。
人に慣れていないようで近づくと物陰にかくれてしまう。
おめめが目やにであんまり開かなくなっているみたい。
子猫のころのあんみつみたい。
寒くなる前に保護しなきゃかなぁ。

うちにはもう3匹も猫がいて
これ以上は無理。
どなたか、飼ってくださる方いませんか~~?><

24時間営業で

スケッチはたいてい朝にする。
朝の光が好きだから。
でも、これは夕方。
たまには夕方も素敵。


川べりの草むらに腰をおろす。
このうつむき気味のアザミを見上げるように。
秋の日はあっという間にしずんでゆく。
さっきまで見えていた花びらのピンク色がシルエットとなり
おとなう虫も蜂や蝶から蛾にかわる。
蛾はあんまり好きではないのだけれど
シルエットで見るとなんともきれいでおもわず描いてしまった。

夕方には閉じてしまうお花もあるけれど
アザミは深夜も営業中。
夜には夜のお客様。

森の中・明けの明星

アケボノソウにはたくさん虫が集まる。
描き始めたときは茶色っぽいちょうちょ、
美しい色の虻、蝿に蟻、そしてこの不思議なかたちの虫がわんわんいた。
こういう光景に出会うと「風の谷のナウシカ」の
大きな蟲たちがゆっくりたゆたう腐海をおもいだす。
この株のもういっこ向こうの株にちいさな蜘蛛の巣がかかっていて
巣の大きさからいうと5mmくらいのかわいい蜘蛛がいそうなかんじだったのに
ふと出てきたのが2cmはありそうな赤と白の縞々の
タランチュラ的な丸みのある大蜘蛛だったのでびっくりした。
腐海には危険がいっぱいである。。。

描いているうちに時間がすぎたのかちょうちょと虻はあまり来なくなってしまった。


このつがいになった虫は片方しか蜜を吸わない。
片方は一生懸命羽ばたいてもう片方が蜜を吸うのを支える。
おそらく吸っている方がこれからたまごを産むメスで
支えているほうがオスなのだろう。
眺めていてふと気がついた。
蜜というものはお花の中心から出るものとおもっていたけれど
この虫は花びらの先、黄緑色のてんてんのあたりを舐める。
不思議に思ってよく見ると蟻も虻も蝿もみんな真ん中ではなく
黄緑のてんてんや茶色のそばかすのあたりを舐めている。
蜜はここから出てるのだろうか?
そういえば黄緑色のてんてんはちょっとてかてかしているみたい。
おもわず1輪とってそのあたりを舐めてみた。

・・・なんにも味はしない。

おうちに帰って調べてみたらやっぱりこの黄緑色のてんてんが蜜線なのだそう。
甘くなかったけどなぁ。

みずたま×みずたま

春にちょっぴり不気味なお花を咲かせていたマムシ草。
秋にはこんな実ができる。


毎年見つけては気になっていたのだけれど
どぎついかんじがあんまり好きではなくって描いたことがなかった。

この植物には雄株と雌株がある。
食虫植物をおもわせる器のようなお花。
見た目は雄株の花も雌株の花もそっくりなのだけれど
雄花には出口があり、雌花には出口がない。
雄花で花粉をつけられた虫が雌花に入ると
出られないまま受粉を手伝わされて死んでしまうらしい。
そうしてこんな鮮やかな実が実る。

まじまじと眺める。

虫の命を犠牲にしてできた実。
わたしたちだっていろんなものの命をもらって
こうして生きてるんだよね。
この実を責める資格はない。

草間弥生さんの作品を思わせる黒地に鮮やかで艶やかなみずたま。
枯れ色に染まり始めた緑の中ひときわ目立つ。
おりから落ちてきた雨粒が別のみずたまを画面に作った。

ちょっと見ではわからないこと

個展が終わったらやりたかったこと、第一弾。
スケッチ~!

さっそく見つけたきのこさん。
この前と同じシロオニタケかと思ったら
専門家に聞いたところちょっとちがうらしい。
根元のところがささくれてる。
これはササクレシロオニタケなんだそう。
ふう~ん。。。



これを描いているときに1cmをかるく超える大きな蟻がいた。
3つに分かれてるからだの真ん中が赤っぽい色をしていて
つやつやとしていてなんだか強そう。
咬まれたらこわいから気をつけよう、と思っていた。
そばには5mmほどの大きさのよく見かける黒い普通の蟻もいた。
こちらはそんなに気にしなかった。

しばらくすると信じがたい光景が!
なんとスケッチブックの上を普通の蟻が
あの大きくて強そうだった蟻の死骸を引きずっていくのだ。
どんな戦いが行われたのか残念ながら見逃してしまったけれど
たった1匹で引きずっていっているところをみると
1対1で戦ったのに違いない。

きのこの世界も蟻の世界もまだまだ知らないことだらけ。